

ラタイヤ地区は市内から1時間程車を走らせたところにあります。道路も整備がされていません。私達が支援するきっかけとなった『学校に行きたくても行けない子供』が300人以上生活しています。家は、バンブーハウスがほとんどです。水道の設備はなく、電気は夜間にわずかに通るだけです。雨季には、雨が大切な飲料水となり、水がめは必需品です。村の中に、子供達が自由に利用できる、NGOが建てた学校があります。貧困や家庭の事情で、勉強したくても出来ない子供達が集まってきます。先生は近所の大学生で、子供達の役に立ちたいと頑張っています。
カレー400食分の材料として、鶏20羽、ジャガイモ20Kg、たまねぎ15Kg、人参10Kg、インゲン5Kg、カレールー5Kgを使用(カレールー以外は現地調達)ミャンマーでは、鶏肉が一番高価で、内臓、足、頭、とさか等、全てを使いました。血も洗い流しませんでした。それらは全て大事な栄養源だからです。火は、まきを集め、水は井戸水から汲み上げました。ミャンマーのカレーはとろみの少ないサラッとしたカレーで、「インゲン豆」か「オクラ」の一種類が入っただけ、豊富な材料の入った日本のカレーは大変なご馳走です。
ミャンマー料理は、主にカレーだけで、具が変わるだけです。ラタイヤ地区の人たちは肉が入ったカレーは月に一度位しか食べる事の出来ない状況です。なので子供達は小さな体とは裏腹に私達の3倍以上の量を食べていました。子供達は今日の日を、大変楽しみにしていました。初めての日本のカレーに長蛇の列ができました。『おいしい・おいしい』を連発しお代わりに並んできます。大きな鍋いっぱいのカレーはすぐになくなりました。子供達の笑顔が印象的でした。

支援活動の最後は、子供達がとても楽しみにしているプレゼントの時間です。衣類約1,000着とノート600冊をスカウト達によって子供達一人一人に手渡しました。スパイダーマンとマジレンジャーの絵の入ったノートは人気絶頂でした。又ジーンズはミャンマーの人が一番履きたいズボンで、またまた人気絶頂になりました。自分がもらったものを人気のあるものと交換して欲しいと口々に伝えてきます。「品切れになったので「次の機会を楽しみにしてね」と伝えました。でもNGOの方から聞いた話によると、最初に訪問したラタイヤ地区の子供達は、もらった衣類やノートを親に渡し、親は、もらった物をすぐに売ってお金に変え、食事代にするそうです。現実は大変厳しいものだと思いました。
学校から少し歩いたところにNGOが建てた図書館があり、私達が贈った絵本が置かれていて、読まれています。広さは大人が10人も座ればいっぱいになるくらいです。地元のひとが自由に出入り出きるので、沢山の人に利用されています。